外遊帳 2009 春

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6月30日(火) 美味しいいただきもの


北海道でタケノコと言えばこれ。チシマザサの新芽だ。

前の週に、タケノコを頂いた。食べたいなあ、十勝でも採れればなあと常々思っていたので、とても嬉しいいただき物だった。
2日前には、お隣さんからラワンブキを貰った。これもまた嬉しいいただきものだった。
テレビで道場六三郎さんが、芸能人が釣った黒鯛のアラとタケノコで煮物にしていて、それがすごく美味しそうだったので、煮物にすることにした。

ラワンブキとタケノコは前の日に下処理をしておいた。
冷蔵庫を漁っても、魚のアラなど出てくるはずもなく、鶏肉の煮物にすることにした。

鶏肉を炒め、タケノコ、フキを投入し、出汁と酒、砂糖、醤油、生姜なんかを適当に放り込んで煮付けた。
この日の帰宅時間は20時15分で完成は20時45分だから、適当さはわかると思うが、出来栄えは完璧だった。自分が作ったもののなかでは、今年一番の美味しい食べ物に仕上がった。この日からちょっとずつ3日に分けてご飯のオカズや酒の肴にした。ああ、思い出すだけでもヨダレがでる。


タケノコもフキも食感がいいんだよ。

6月20日(土) キンゾーさんと海アメ釣り

午前中時間があったので、アメマスを釣りに行こうと思っていた。
キンゾーさんが、ウミアメをやってみたいといっていたので、連絡しご一緒した。

早朝、砂浜に着き釣りを始める。
キンゾーさんは入った場所からあまり動かず釣りをしていたが、私はずーっと魚を探して移動しながら釣りをした。一緒に釣りにいっても、こうやって別々に釣りをしているというのも毎度のことで、そういうのはお互いに慣れっこだ。

魚の気配を探しながら釣り歩いたが、何度かライズを見たぐらいで、基本的に魚の気配がない海だった。
気温が低く、時折小雨が降る曇り空だったが、波もなく、濁りもそこそこで釣れそうな海であったのだが。

魚も人も誰もいない。

最初のアタリは、釣り始めて1時間ほどたったころだった。
ガツンと来た瞬間アワセを入れると、一瞬その場で首を振った後、その魚は左へ向けてダッシュした。
おおっ!これは大きいぞと思った瞬間、ラインがバチンと切れた。もどってきたラインを見ると、スイベルの結束部分から切れていた。これは、結び方が悪かったからだ。なかなかのサイズだったと思うので、残念だ。昨日買ったばかりのジグだったことも残念だ。

結局、3時間は砂浜をさまよったが、40cm弱のアメマスを1尾釣り上げただけだった。あたり数回、波打ち際で逃げられた魚1尾、ヒドイ釣果だった。


40cmぐらいのアメマス。14gのスプーンのスローリトリーブ。

その後、漁港に移動して、再挑戦するが、全くダメ。釣り場でNさんやシロさんに出会ったが、あまり良いことは言っていなかった。

その釣り場では、20cmくらいのアメマスが釣れただけで、キンゾーさんにも私にも良い型のアメマスは釣れなかった。
折角キンゾーさんを案内したのに、いい釣りができなくて申し訳なく思う。

6月14日(日) クラムチャウダーパスタ

娘の運動会のはずが雨で延期になった。
なんだか今年は、週末の度に雨が降っているな。

こういうまったりとヒマな日は、だいたいパスタを茹でる。
冷蔵庫をあさってもたいして具材がなかったが、台所の戸棚の隅にアサリの水煮缶を発見した。
よし、今日は、アサリでクリームスープ系のパスタを作ろう。

フライパンでニンニクを炒める。まあきち亭のパスタはほぼニンニクを炒めるところから始まる。この時点で何パスタを作るか考えていないこともしばしばだ。さらに玉葱を炒め、透きとおったら、サイの目に切ったジャガイモ、続いてシイタケを投入する。
牛乳200ccとアサリの水煮缶を加え、別の鍋で、小麦粉をバターとオリーブオイルで炒めている間、弱火で煮込む。
炒めた小麦粉が少し色づいたら、具材のフライパンに混ぜ、さらに少し煮込む。
パスタが茹で上がったら、茹で汁を加えて固さを調節し、そこにパスタを入れて完成だ。




さて、出来栄えはというと・・・上出来だろう。
じゃがいもの食感がとてもよい。水煮缶を使わす、殻つきの貝を使っていたらうまみも完璧だっただろうけど、それは仕方がない。アサリの代わりに鳥肉でもいけるだろうし、牡蠣でやったら豪華なパスタになりそうだ。次の日、余ったソースに水を加えて、クラムチャウダースープを作ったら、これまた美味くて一石二鳥だった。




二皿目は、昨日作ったトマトソースを冷蔵庫で冷やしておいたもので、冷製パスタを作った。
トマトと塩だけの味付けだ。


6月8日(月) 以前よく行った川に虹鱒を釣りに行った。

ダイブ前にダイブ通った川へ虹鱒を釣りに行った。
ダイブ前に大きな魚を何匹か釣ったことのある場所は、流れが変わって消滅していた。
曇りの平日。水量、水色ともにいいコンディションに見えたが、魚の出は悪く、小さなニジマスが数匹という貧果だったので、ラーメン屋で昼飯を食べた後、まつさんちでゲームをして過ごした。
久しぶりの平日釣行だったけど、しょぼかったなあ。


Dコンタクトにきた、20cmちょいのニジマス。


ここぞというポイントでも、出てくるのは小さいのばかり


まつさんちで飼っている、リス。リロって言ったかな?


左、鶏肉とトマトのカレー煮、右、アナゴ寿司。

カレー煮はまあまあの味だったけど、妻の買って来たアナゴ寿司の方が美味かった。
取り合わせもイマイチだけど、私が作り終わった頃、妻が買ってきたのでしょうがない。


5月30日(土) ありがとう!20万ヒット!!

長くやっていることを考えるとたいした数ではないけど、長く続いたのは、見に来てくれる人がいるからこそだと思う。感謝ですね。

二日酔いだったけど、2,3時間ふらっと近所に出かけた。
シマリスやエゾリスが愛想良く出てきてくれた。
エゾリスは、今年生まれた子どもたちがたくさん寄ってきて、じっと撮影していると、手が届きそうなぐらいに近づいてきてかわいい。4頭のエゾリスの子どもが入れ替わり立ち代わり、私の前に姿を見せた。





さて、はやくに帰って作ったのは、スパゲッティーミートソースでもないし、ボロネーゼでもないし、なんだろう。とりあえず美味しかったのでよしとしよう。

ニンニクと、玉葱のみじん切りをオリーブオイルで炒める。そこに、完熟のトマトをミキサーにかけた物を入れる。さらにバラニクを細かく切って投入し、塩コショウ、砂糖、ソース、ケチャップで味をつける。
パスタと一緒にキャベツも茹でて、一緒に盛り付ける。それで、完成。簡単。旨い。調味料などの分量は、適当なので載せられないから、相変わらずまあきちレシピは役に立たないかもね。


子ども向けにもいいですよ。うちでは妻が絶賛!

5月24日(日) 春アメマス ラスト

湿原の川へアメマスを釣りに行った。
小雨が降り、気温もあまりあがらなかったが、たくさん歩いたので暑いよりはいい。
川は前日の雨で濁っていたけど、魚からの反応がないほどではなく、何匹か魚が相手をしてくれた。
最大で50cm、次が40cm。後はチビばかり。
ウエーディングシューズを新調したのだが、その具合もよかった。
ただ、ウェーダーはボロイんだよね。水の漏らないウェーダーは持っていない。どれもつぎはぎだらけなのさ。


キンゾーさんの釣った、アメマス。


稚魚を追いまわしているところに、ミノーを投げたら釣れた。

楽しい釣りで、ストレスもなくなったけれど、疑問が一つ二つ。
夜のまあきち亭に、一緒に釣りをしていないまつさんがいたこと。
それなのに、一緒に釣りをしたキンゾーさんがいなかったこと。

ちなみに、まつさんは息子さんを連れて来た。

まあ、いいか。


5月17日(日) 近場で鳥見

朝起きると、昨日の不調はなんだったんだってくらい体調が回復していて、むしろ絶好調。
下痢から便秘になっちゃったくらいだ。
だから、鳥を見に行った。
帯広の市街地の近くをあっちこっちさまよったが、結構たくさんの鳥に出会えた。
北海道では珍しい、白鷺(ダイサギかなチュウサギかな)にも出会ったし、家から5分の場所でキビタキやオオルリにも出会えた。


たまにしか見ない北海道で見ると、美しいなあと思う。



遠くまでオオルリやキビタキを探しに行かなくてもいいんじゃないか。


かわいいリスがこっちを見ていた。


と思ったら、交尾を始めた。やっぱり春だねえ。

5月16日(土) 最高の川とロケーションで釣れないってのはどうなんだ?

ネットで注文していたダイワのパックロッドが届いた。
まつさんがいつも使っているのを見て便利そうだなあと思っていた。
車に入れっぱなしにしたり、鳥を見に行くついでに持っていったりするのにいいと思って買った。
それで、その竿のデビューということで、釣りに行った。


十勝ツートップは竿もそろえなきゃ。1万円なり。

気候も場所も、最高だったけど、釣れなかったなあ。
まつさんと十勝2河川、十勝外2河川を釣ったけれど、結局夕方に寄った十勝の川で虹鱒を1本釣っただけだった。
まつさんは、ぽつぽつだけど山女とアメマスと虹鱒を釣っていた。
ある河川では40cmを超える魚影を2回見た。ニジマスかな。サクラマスかな。

まあ、釣れそうな河川だこと。ここではボウズ。


もう少し規模の小さな川。ここでもボウズ。

一箇所で釣る時間は最長でも1時間に満たなかったような気がするけど、それは、私の体調がすぐれなかったせいだ。ケツから小便が出るという感じの下痢で、釣りをしているときにモヨヲシタリはしなかったけど、体の中でウイルスが暴れまわっているという様子で、節々がいたいし、力も入らない。

いい天気で、いい川で釣りをしたのだけど、体調が悪ければどうにもならないね。
まつさんには、悪いことをしたな。


まつさんの釣った、山女


私の釣ったニジマス。


5月10日(日) 春のチン事(どうせ下ネタだろ?って思うでしょ。)

早朝から山に入った。
イカル、ビンズイ、ウグイスなどの野鳥や蝶、花の写真を撮りながらのんびりとした。
山の麓では桜は終わりかけていたけど、山頂付近はきれいに咲いていた。


この山ではいつもイカルの群れに出会う


なかなか姿を見せないウグイスを撮ることができた。地味。


キアゲハも花見ですね。というより、食事中なので花より団子ですね。


ヒメアカタテハ。北海道では夏に渡ってくる。渡り蝶?この時期に見られるのは珍しい


はじめて入った山道でタランボをたくさんみつけた。

昼前に山を下り、別の山道に入った。
道の一番奥に広い牧草地があり、そこでエゾユキウサギを発見した。


ほぼ、夏毛に変わっている。

昼間にウサギを目撃するのはいつ以来だろう?
十年ほど前に、スキーのリフトの上から見かけて以来かもしれない。

ウサギは水を飲まないってのは、ウソだったんだと知る。

警戒心が強いという印象のあるウサギだが、あまり逃げようともせず、ウロウロしている。
最初2羽、2羽? う〜ん、やっぱり匹で行こう。2匹いたのが、いつのまにか4匹になった。
牧草地に細く流れる川?で水を飲んだり、残雪の上を走り回ったりしていたが、一匹が雪の上に座り込み、なにやら股間を気にしだした。



双眼鏡で見ると、股間にはお○んちん。男の子だ。

そのまま観察していると(そういう趣味はないけど)、すごいものが見れた。


おチン○ンがまるまってる〜!

にょろ〜んと伸びたと思ったら、くるくるってまるめたんですよ。
蝶々の口みたいに、くるくるってまるめることができるお○ンチン。すごいですねえ。
みなさんも、欲しいですか?便利そうですねえ。すごいですねえ。

さらに、男子諸君、これを見よ!



ナガイ♪ナガーイ♪スゴイナガーイ♪

君達のモノなんて、ウサギさんに比べればドングリの背比べなのだ。
ちなみにドングリと言えば、私は以前、娘に
「パパのお○ンチンドングリみた〜い(はあと)」
と言われたことがある。


しつこいようですが、長いです。

しつこいようですが、自在に丸められます。

はい。下ネタです。皆様の思ったとおりでございます。
まあきちなど、その程度の人間であります。
悪いか!


5月5日(火) 雨鱒だけに、好天よりも荒天が好きなのかもしれない。

夜中出発で道東の湖を目指す。
AM5:00前に現地到着。2年連続で雪に降られ、1昨年は(ナンジャクナ)釣り人が釣りを諦めるほどだったし、昨年は昼前までガイドが凍るほどの冷え込みだった。それに比べると今年は暖かい。



昨年も一昨年もルリビタキやキビタキが絵になる場所でウロウロとしていたので、今回はRVボックスにデジスコのセットを一式入れて持ち込んだ。魚釣りに飽きたら、鳥の写真を撮ろうという作戦だ。

今年も湖北岸で釣りを始めた。
すっきりと晴れ、風もあまりない。山も森も美しく、最高のロケーションの中、竿を振ることができた。


こんな風景の中、周りに殆ど人がいない中で魚釣りができるのは最高の贅沢である。

・・・

・・・けれど

魚がいない。
そして、鳥もいない。


こんないい雰囲気と天気の中なので、それほど釣れなくても楽しいけれど、ものには限度がある。
2時間釣っても、3時間釣っても、ただの一度もアタリがなかった。
いつも岸近くにふらふらしているワカサギも、今年は見ることができなかった。
鳥を撮ってお茶を濁そうにも、ルリビタキも来ていないようだ。


鳥の代わりにしかたなく撮った「クジャク」チョウ・・・
娘は、この写真を見て、「困っている顔だ」と言った。なるほど。

結構長い区間を、まつさんと2人でまんべんなく探ったが、ヒットは1回のみだった。
葦の向こうのかけ上がりで掛けたその魚は、力強いファイトをした。
年に一度のバーブレスフックなので、慎重に寄せた。
立ちこんでいる足元まで寄せた後、ここの魚の美しさをまつさんにも見てもらおうと岸にひっぱっている途中に逃げてしまった。
「またいつでも釣れるさ」
という状況ではなかったので、かなり残念だった。


9:30には見切りをつけて、対岸の島に移動した。早朝、昨日一昨日とここで釣りをしていたHiroshiさんやshinyaさんから「あまり釣れないようなら思い切って移動したほうがいい」とアドバイスを頂いていたのだ。

島に移動したはいいけれど、ここで釣ったことがないので、どこがどうポイントなのかわからない。
とりあえず、魚が着きそうなところを攻めると、早速ヒット&リリース。さらに別のポイントでヒット&リリース・・・。うーん。下手糞だな。
これは、北岸よりも濃いぞと思ったのも最初のうちだけで、30分ぐらい経つと、すぐにまた釣れないモードに突入してしまった。アタリもないまま昼をまわり、だんだん空には雲が多くなり風が出てきた。
ここまで、私は3回ヒットでキャッチ0、まつさんは小型のサクラマスを1尾釣ったのみだ。

あんまりにも釣れないので、「どーしたら釣れるんですかー」と聞こうと思い、
ここを知り尽くしているHigeさんに電話するも、出ず。
「いざというときに頼りにならないなあ」などと、人のいい僕が思う筈もなく、「きっと、仕事中なのだな」と諦める。

疲れと諦めがピークに達したのかまつさんは湖岸で寝ていたが、しばらくして起きてきたので、2人で島1周ツアーに行った。
船がついた場所から見て、ちょうど島の裏側に着いたのが2時半ごろ。あいかわらず魚の気配は皆無だ。

すると、携帯がなった。Higeさんからだ。
「おそい!もう帰るところだよ」
と思いつつも、
「最高のロケーションです」
と、釣れないことをほのめかすと、彼はいつものように楽しそうに笑った。意地が悪いのだろう。

「いやあ、忙しくて。いま、着信があったことに気づきました」
ああ、やはり仕事で忙しかったんだなあ。悪いことしたなあと思った瞬間、Higeさんの口から出た言葉は
「焼肉で忙しくて」というものであった。
そりゃあ、ずいぶんと忙しそうな用事だと思いつつも、立場の弱い私は、へりくだって状況を説明した。
「釣れないので、島一周ツアーに出ているんですよ。島の裏側も釣れる可能性はあるんですかねえ。」
さすがに、エキスパートのHigeさんは、的確且つ即座にアドバイスをしてくださった。
だいたい以下のような内容だ。

その1 「ああ、よくやる人(釣れないときの島一周)いるんですよねぇ(笑)。けれど、あまり意味がないです。」
その2「そっち側は80%以上釣れないですね。釣れる要素がないもん。」
その3「夕まずめに釣れ始まるってことは、まずないです。」


いい情報がナーイ!
救われナーイ!

このまま続ける意味がナーイ!


「さっさと帰りなさい」
という先輩のアドバイスを受け、島の表(?)側に戻ると、天候は更に悪化し、雨が降ってきた。風も強く、湖面には波が立っていた。これまではなんだったんだというぐらい寒く、険しい天候になった。

しかし、そこから急にスイッチが入ったように魚が釣れ始めたのだ。
Higeさんからの電話を切ってから15分後だった。


初めに釣れたアメマス。小さいけれど嬉しかった。


40cm弱。私がこの日に釣った最大のアメマス。

同じ場所で、びっくりするぐらいの引きの魚が掛かった。
何度も走られ、糸を出し、バレないかヒヤヒヤしながら寄せた魚は、太く大きな虹鱒だった。
胸鰭の奇形が残念だが、ファイトは素晴らしく、ドキドキするやり取りを楽しむことができた。
写真を撮ってリリースしてから、何分も経たないうちに、まつさんが
「でかいです!」
と叫んだ。見るとたしかにロッドが大きくしなっている。
近くに行き、ネットですくったその魚も大きなニジマス。
今度はヒレの欠損もなく、完璧に美しいニジマスだった。


54cmのニジマス。美しいだけに、胸鰭が残念。


まつさんの釣った51cm。完璧な魚体であった。


その後もコンスタントにヒットが続き、二人で15本ほどのアメマスを釣った。40cmぐらいの虹鱒も追加したが、この虹鱒は飛魚のように、湖面と水平に大きくジャンプした。
最後にまつさんが、大型のアメマスを2本釣り上げたのが羨ましかった。60cmはいっていないだろうが、55cm以上はあったと思う。


波立つ湖に立ち、慎重に大物とやり取りする、まつさん。

4時を過ぎる頃には、足先や指先の感覚もなくなり、寒さでじっとしていられないほどだった。
しかし、まつさんの釣ったようなアメマスが釣りたくて、時間一杯粘ってしまった。
結局それっきり魚は釣れず、1時間ほどでフィーバーは終わってしまった。
大きいアメマスは、次回の課題となった。

初めはどうなることやらと思ったし、暖かい中で魚を釣りたかったということもあるが、最後にある程度釣れたおかげで、満足の釣りとなった。

午前中、「今回釣れなかったら、二度とここには来ません」と言っていたまつさんだけど、楽しかったと言っていたので、ひとまず良かった良かった。

私にとっても、思い出に残る、いい釣行だった。GWに悔いはない。
これで、機嫌よく6日に娘とピクニックに行ける。まあきち家も安泰だ。

ちなみに娘は4日から「明日が楽しみだなあ」と言っていた。
「明日?あさっての間違い」だろうと思っていたら「だって、明日になったら、『明日楽しみだなあって言えるもん』」と、喜びと期待120パーセントでここ数日を過ごしていた。私が釣りから帰ってから寝るまでの間、平均3分に一度は『明日楽しみだなあ」と言っていた。

これで、もしもこの日ボウズだったら、「やっぱり、今日も釣りをして来るからピクニックは中止にしよう」などと私が言い出し、娘は半狂乱になり、妻は激怒し、下の娘はその様子を見ながら悲鳴をあげるという、考えただけでもおぞましい家庭内模様となりかねかったのである。

いやあ、釣れてよかった。めでたし、めでたし。


5月4日(月) ピクニック気分ですね。

まつさんと、道東海岸を色々見て回るが濁りがあり、釣りになりそうもないので、竿は出さなかった。
結局山に入り、鳥や山菜を探しに行くことにした。
途中にある砂防ダムで岩魚がわんさか溜まっているところを発見し、砂防ダムの上からルアーを投げ込むと、多いときには10匹以上の魚が我先にとルアーを追いかけた。


小さくて痩せているので、釣っていてカワイソウになっちゃった。

大きくても20cmそこそこの痩せた岩魚だったから、しばらくで飽きて、さらに山奥に進んだところでギョウジャニンニクを見つけた。
のんびりとしたピクニックのようでそこそこ楽しい一日だったが、今はいい釣りをしなければ、ストレスはなくならないのだ。明日の釣行のために、早めに帰り、ギョウジャニンニクを醤油漬けと酢醤油漬けとポン酢漬けにした。ポン酢は値段の高い美味しいポン酢なので、さぞかし美味しくなると思ったら、これが一番合わなかったので、次の日まつさんにあげた。
今回ヒットだったのは、ギョウジャニンニクの生食。酢味噌和えの酢味噌につけて食べたら、独特の甘みと刺激、それに歯ごたえが良い。これを少しかじりながら呑むビールが旨かった。


酢味噌和えと、豚バラと行者ニンニクの卵とじ

5月2、3日(土日) 近くの温泉に行った。

家の近くの温泉ホテルに、妻の両親とおばあちゃんをご招待した。
妻が職場に復帰したばかりということで、まあきち家は妻の両親には、4月から特にお世話になっている。そのお礼というわけだ。


ホテルに玉次郎ってのがいたけど、何のキャラクターか分からん。

ついでに、日曜日の朝食前に4時に起きて鳥を探しに行った。
春めいては来ているが、夏鳥勢ぞろいというわけではなさそうだ。
アカハラ、センダイムシクイ、エゾムシクイはいたが、キビタキやオオルリは見られなかった。
まだ渡ってきていないのかもしれない。
サクラも数本の桜が、やっと咲き出したというところだ。


桜がやっと咲き出した。


オオバナノエンレイソウ。今が見ごろ。


色々な鳥や植物を見たけれど、今日一番珍しかったのはコレだった。


なぜ、こんな温泉に、こんな車が?なぞだ。


4月26日(日) GWは無限ループを断ち切ろうと思う。

今日は季節外れの雪が降った。
久しぶりに釣りに行きたいなあと思っていたのだけど、諦めて家でダラダラと過ごした。

4月から、育児休業中だった妻が職場に復帰し、家庭の環境がガラッと変わってしまった。
下の娘が出来る前も、共働きで、子どもがいる生活だったので、その頃に戻ったと言えばそうなのだけれど、そうじゃない部分も結構ある。

まあ、ここであまり愚痴を言っても、サイトを眺めに来てくれる方々には面白くないだろうからもう止めるけど、とにかく、思う存分遊ぶ1日を持てずに一ヶ月以上過ぎてしまい、ストレスが溜まっている。それで今日、それを解消できる休日のはずだったのに、雪ということでブルーなわけだ。こんな日は持って帰ってきた大量の仕事を片付ければ良いのだが、それもやる気がおきずに月曜日に持ち越しだ。そしてそれが更にストレスに繋がり、ダメ人間無限ループに陥っているというワケ。期待はGW。これをコケると大分ヤバイ状況になると思うなあ。いい天気で、釣りができたり、山菜が採れたり、夏鳥が愛想良かったりしたら、最高なんだけどな。

今日は、4月に撮った写真を何点か紹介します。


4月2日 仕事帰りに発見。今年は家の近所のナナカマドでは2回しか見かけなかった。



4月4日。以前から目を付けていたモモンガ穴の前で粘ると、4頭出てきてくれた。

そのうち1頭は、5分ほど穴から顔を出したままだったので、たくさんの写真を撮ることができた。
これまで一番の写真が撮れて満足。


4月12日 午後から徘徊。珍しいガンを探そうにも、双眼鏡を忘れたのでどうしようもない。